大学では植物や、農作物、バイオテクノロジーについて学びました。キャンパスが北海道網走市にあり、地元山形よりも過酷な寒さの中で生活していました。遠く離れた、ホタテの養殖場で夜明け前からバイトをしていましたので、早番勤務での早起きも苦にならず、大学時代の経験が活きているなと感じます。
現在は、パウチ製品の原料を調合する工程を担当しています。大きなタンクに原料を投入し、機械で混ぜていきます。補充のタイミングがうまくいき、製造ラインが止まらずに機械が回っている時、生産性を向上させているなと達成感を感じます。
調合の作業は一通りできるようになったので、機械の調整などをこれから習得していきたいです。力仕事も多いので、休みの日はリフレッシュしながら、これからも頑張っていきたいと思います。
食品の製造は、私たちの生活に欠かせないものなので、安定した業種だと考えていました。県内には沢山の食品製造会社がありますが、山辺町の自宅から近い三和缶詰を選びました。自宅から近いこと以外では、よく知っている製品が多くあったことも入社の決め手となりました。
現在の主な業務は、ボトル缶のキャップを巻締めする工程のオペレーションです。缶やキャップによって微妙な設定が必要です。自分ではうまくできたと思っても、先輩からダメ出しをされることもあります。難しい作業ではありますが、大学で学んだ機械工学の知識を活かせる仕事でもあり、やりがいを感じます。
自社商品が陳列棚で数が減っているのをみると、売れていると実感できます。これからもヒット商品を世に出すお手伝いができればと考えています。
大学では、植物や微生物などの研究を行なっていましたが、食の安全や品質に関する講義を受け、食品に興味をもつようになりました。就職活動の際には、山形ならではの商品を作っている企業で働きたいと考えていました。芋煮や玉こんなどの商品を製造している三和缶詰なら、地元に貢献できるのではと思い入社を決めました。
私の主な業務は飲料製品の検査です。味覚が重要な検査なので、社内で行われる味覚検査で認証を受けました。最初の頃は覚えることも多く大変でしたが、最近では後輩に教える機会も増え、自分のスキルを再確認するいい機会になっています。
今後は外部の講習なども積極的に受け、品質管理に関する知識を深めていきたいです。お客様によりよい品質で商品を届けられるようこれからも頑張っていきたいと思います。
家が農家ということもあり、食品関係の仕事につきたいと思っていました。大学では食品加工について学び、様々なフルーツでジャムを作った経験もありました。三和缶詰はパインサイダーの会社としてよく知っていたので、この会社で自分の経験を活かしたいと思い、入社しました。
現在は介護食ゼリーの調合作業が主な作業です。材料の準備など力仕事も多く大変ですが、先輩のサポートを受けながら頑張っています。苦手な計算も、毎日材料の計量を行いうまく進めることができるようになりました。
自分が関わった製品が、お客様においしく食べていただいていることを想像すると嬉しくなります。今はまだ先輩から助けてもらうことばかりですが、これから多くの知識や技術を身につけ、自分のできる領域を広げていきたいと思います。
大学では食の安全に関わる細菌や微生物検査の研究をしていました。実習を通して、工場における生産過程で求められる安全管理を学んできました。職場では、品質管理に関わる業務に携わり、大学で学んだ知識が活きていると感じています。
安全性を保つためには殺菌の工程が重要になりますが、熱を加えることで製品の色や風味が変わってしまうことがあります。メーカーさんの希望を汲み取りながら最適な条件を見つけるのは難しいと感じることもありますが、安全性は最も重要です。妥協はせず、安全性が確保される品質管理を心がけています。
好きなことを仕事にできているので、いまの仕事にはとてもやりがいを感じています。今後は、理化学検査や細菌検査についてさらに勉強を重ね、自分ができる仕事を増やしていきたいです。
私の主な業務は、原材料の発注や、在庫の管理です。最近は物流の管理も行なっています。FSSC 22000による食品安全管理システムの運用にも携わり、業務が高度化していますが、学生時代、生産管理について学んでいたことが、少なからず役に立っています。
現在は若手社員の育成にも関わっています。仕事を教える際には、マニュアルを作り、それに沿って教えています。マニュアル化することで、早期に戦力として育成できるので、今後はより、マニュアルの質を高めていきたいと思っています。
入社以来、様々な業務を経験してきました。自分が思うことと違う業務に就くこともありましたが、前向きに取り組むことで、自らのスキルアップにつながったと実感します。この経験を若手に伝えていくことも大切なことだと考えています。